自分でできる開錠方法

開錠などの鍵トラブルは、鍵専門の業者でなければ解決できない問題もありますが、ちょっとしたトラブルであれば自分で解決できる場合もあります。部屋やトイレなどの鍵は溝のあるタイプが多く、緊急時や非常時を想定してコインなどを使えば開錠できるようになっています。こちらでは、自分でできる開錠方法を紹介していきます。

内側のボタンを押してドアを開けるタイプや、ツマミを縦や横にひねって施開錠するタイプなど、キーを使わない自宅内の錠前は簡単に自分で開けることが可能です。開錠は10円玉やマイナスドライバーを使って行います。
鍵を使わない空錠タイプなら、外側のノブや取手の中心部分にある溝に10円玉やマイナスドライバーで縦に動かせば開錠できます。

内側がボタン式ではなく縦横にひねるツマミがあるタイプも同じように行います。また、ドアと枠の隙間に見えるラッチという突起した金具が見える場合は、ドライバーなどの先端が細く薄いものでその部分を差し込めば開錠できます。

ダイヤル式金庫の場合、暗証番号は分かっていてもダイヤル番号の合わせ方が分からない、という方は意外と多いものです。こちらでは、丸いダイヤルが付いている、一般的な日本製のダイヤル式金庫の開錠方法をご紹介します。

このタイプは基本的に右回転から始め、右に4回以上、左に3回、右に2回、左に1回と交互にダイヤルを回し開錠します。最初に合わせる数字は0ではなく、あらかじめ設定されている番号がありますので気をつけてください。
最初に合わせる数字は右に4回以上回し、12時の赤い目印の所に合わせます。次に、左に3回回して同じように12時の目印に合わせます。この作業を右2回、左1回でも同じように行います。

合わせる位置を間違えたり行き過ぎてしまったりした場合は、落ち着いて最初からやり直してください。設定された番号が合っていればロックが解除され、あとは鍵を差し込めば開錠できます。

自分で対処できない場合は専門業者に依頼しましょう。開錠は自分で解決することもできますが、無理に鍵をいじり過ぎると錠前自体が壊れてしまうこともあります。